会社案内

我が国の石油備蓄事業は、国家備蓄と民間備蓄の2本立てで進められており、国家備蓄については全国10ヶ所の国家石油備蓄基地と全国の民間製油所等からの借り上げタンクに原油が貯蔵されています。秋田国家石油備蓄基地は、平成7年6月に秋田県男鹿市船川地区に、世界最大級の地中式タンク12基と地上式タンク4基からなる約450万kl規模の備蓄基地として完成しました。

当社は、昭和57年3月に全国6番目の国家石油備蓄の建設・管理を行う会社として設立された旧秋田石油備蓄株式会社を前身として、国家備蓄の国直轄事業化に伴い、平成16年2月に株式会社秋備として再スタートしました。その後平成19年4月に商号を旧社名である秋田石油備蓄株式会社へと変更しましたが、一貫して独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構からの委託を受け、今日にいたるまで秋田国家石油備蓄基地の運転、保全、保安防災等操業・管理を行ってきました。この間、基地の安全の確保を第一として合理的、効率的な運営に努力を傾注し、我が国の石油政策の一翼を担う役割を積極的に果たしてきています。

今後とも基地の操業管理に関する技術、ノウハウ等経営資源の蓄積と質的向上に努め、さらなる前進を目指していきます。